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日本一周のときに目覚めたもの。それが歴史で、旅で得た意外な発見であった。学生時代の時などはもう興味も何もない歴史は捨ててかかり、地理のみに専念していた私だけに、この変わりように自分自身でも驚いている。そう変化した理由は訪れた土地での景色であった。何か違う。新しい土地へと踏み入れたとき、その新たな雰囲気にいつも新鮮さを感じた。人々の様子。そわそわしていたり、落ち着いた雰囲気であったり、怒りっぽかったりと、また街の作りも、旧路地が多かったり、逆に綺麗な区画整理が施されていたりと。さらには木々の様子から、鳥達の姿、そこに吹き抜ける風までも何かが違っていた。この違いは何なのかと街を歩くの徐々にその答えが見えてきた。過去の歴史がその姿を作り、風を作っていたのだ。江戸の封建制下での歴史。統治していた大名の政治。文化。風習。工芸。産業。それらが作った今の街の姿なのである。ひとつひとつ違った歴史を歩む街の姿にどんどん私は引かれていき散策するようになった。そしてHPで紹介すると共にその反響がさらに嬉しかった。その喜びが忘れられずに、もっと発見し伝えて行きたいと強く思い、日本一周を歩んでいるときからこの街道散策を夢見るようになった。だが、そのまでの道程は簡単でなく、目の前にはまだ日本一周をまだ中途にしていた。それを乗り越えても、さらには人力百名山達成というやり残したものがあった。どちらもこの街道歩きへと向かう過程であり、その中で自分は浮き沈みもした。悩んだり、時には何のやる気も無くし、甘えからただ日々を無常に送ることもあった。やはり楽な方へと楽な方へと走ってしまう。30才までにはこの旅というものを仕事にしたい。それが今の夢であるが、しかし待ち受ける壁はとても想像できないほどの壁かもしれない。しかし甘えさえ克服できれば乗り越えられると信じている。為せば成るである。ちなみに成らなければ旅から身を引こうと思っている。ただそのときの自分は負けて引くのではなく、そこまで目指し通したという達成感で悔いのない自分でいたい。そんな自分もひとつの成功であろうし素敵だと思っている。ただそうなれる様にまずは甘えから克服しなければならない。旅と共に…
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